beattie’s blog

隠遁のーさつにっき庵

3日目以降

いや、昨日は4日目だった。
3日目は一体何をやっていたのだろう。確か手術当日より調子が悪くてだるくて
ままならん脚と背中の痛みに耐えながら過ごしたような気がする。

点滴、抗生物質、自己血の輸血、縫合した傷の少し下からは出血を抜き取る管が
出ていてstrykerのCBCにつながっている。あとしっこ管。後でわかったのだが、
超絶に脚がだるいと思っていたらそれは実は痛みだったという。

夕方主治医がやってきて、なぜか本人よりうれしそうに「聞いた?1センチ
長くしておいたよ」と俺に告げた。短くするのはいやだとさんざん騒いだ甲斐が
あったというものだ。ということは短い方の脚と3センチ近くの差があることに
なるのだが大丈夫なのだろうか。
切った骨を見たいと言っていたので丁寧にホルマリン漬けにしておいて
くれたのに、持ち帰るのはいろいろ問題があるらしく、とてもすまなさそうに
された。写真いっぱい取ったからいいよ。それにしても変な話だな、俺の骨
なのに持って帰ってはいけないのか。まあ、ホルマリンは劇薬だからな。
俺の骨頭は生ハムの骨頭より小さく、あれをそのままホルマリンに漬けた
みたいだった。あと、出血は思ったほど多くなく術中の輸血は200ccぐらい
だったとか、筋肉も少し切るだけで済んだとか、最後の縫合で縫合針の先が
0.3mmほど欠けていて、2回レントゲン取って探したけど見つからなかったとか
(いいのかそれ)骨は電ノコみたいなので切るんだよ、切ってる時煙が
出るんだよとか、そんな話をして帰って行った。

リハビリは手術翌日から始まった。力が入らず脚を動かすのがまだつらかったが、
立ち上がることはできたし、リハビリ師に支えられ点滴タワーをつかんで
10歩ほど歩いた。手術から2日目にしっこ管が抜かれ、3日目の今日血抜き管が
抜かれた。すると不思議なことにものすごく元気になってこのまま家に
帰れるんじゃないかみたいな気分になった。まだ点滴ついてるけど。
管はだめだな。管は生きる意欲を失わせる。